01 / HANDS & TIME
手が語る、静かな時間
その瞬間に
光が、横顔をなぞる
手は、目の前のものに向き合う
言葉にしない時間が、
その人の輪郭をつくっている
その人らしさが、
ふと現れる
光が、横顔をなぞる
手は、目の前のものに向き合う
言葉にしない時間が、
その人の輪郭をつくっている
かたちなきものが、静寂の中で
器として、生まれる
YOKI MATSUSHIMAの制作で訪ねた、三輪田窯
何度か足を運び、会話を重ねてきたことで、撮影も自然なやりとりの中で進んだ
この場所に流れる静けさと、歴史を感じさせる佇まいを大切に
無から有が生まれる、その気配を写したかった
風を切る、その一瞬を
ひとりが笑うと、隣にも笑顔がこぼれていった
そんな時間を、会話を重ねながら育てていった
生徒たちの間に流れる空気は、そのままに
自然や穏やかな街並みの気配が
ひとつの画の中で、溶け合うように
撮影前に会話を交わし、その人のペースを大切にする
目線が必要なときは声をかけ、仕事中の姿を撮るときは、その時間に集中してもらう
無理に表情をつくるよりも、ふと現れるその人らしさを待ちたい
盆栽を通して、地域のつくり手を知る
宮城県七ヶ浜町を拠点に、盆栽の魅力を発信する七松庭
展示や地域と連携した盆栽教室を通じて、暮らしの中で盆栽を楽しむ時間を提案している
この一枚は、YOKI松島のコンセプトブック制作で訪ねたときのもの
宿に関わる地域の生産者やクリエイターに焦点を当て、その人の仕事と、土地とのつながりを伝える撮影だった
彼が手がける盆栽は、YOKI松島の館内にも飾られている
宿で目にする一鉢の向こうに、つくり手の日々がある